カマドづくりワークショップ初日【まちのこ~暮らしと遊びの多世代交流~】
ちょっと前の様子 「ごっご」じゃない、 本気の遊び。本気の暮らし。 薪割り。カボチャ団子づくり。小屋づくり。火の番。
☆ 薪割り。 オトナに否定されやすい「破壊」。 でも、コドモにとって、「創造」や「共生」の力をつけるために、 最初に必要な遊び。 でも、ほとんどのオトナは否定しちゃう。止めに入っちゃう。 だけど、薪割りという破壊行為は、 オトナにとって「意味のあることだ」とわかりやすいので、 許される。 チャンスだ、コドモたち。 がんがん薪割りしておくれ。 7歳の少年は、カラダの使い方を知っている。 腰を重心にオノをふるから、薪の芯をちゃんとついたいい音がする。 何度も何度も挑戦しつづけて、カラダで覚えた感覚。
☆ カボチャ団子。 ちいちゃい子の遊びも、みんなのためになる。 蒸したてホクホクのカボチャをつまみぐいしつつ。 「甘い!おいしい!お持ち帰りしたい!」 とみんなをうならせる絶品ごはん。
☆ 小屋づくり。 穴を掘る。直角に掘る。本気のやつ。5歳児、うまい。 ノミを木材にあてるチカラは、繊細さと力強さと、絶妙なバランスが必要。 すっごく集中力もいる。 10歳児、最後までぜんぶやりとげてくれた。 合間に、小さい子たちのお世話をしながら。 彼女のあふれる母性に、ため息が出る。 火の番。 庭じゅうから雑木や枯れ枝を集めて、 みんなが寒くないように、火を絶やさぬように、 使命感に燃える7歳児。
☆ 一方で。 ごっこあそびに熱中する。 ステンレスの高級ハンガーたちは破壊され、なんかの遊び道具に使われる。 鬼ごっこからのなんとか遊びへ。 よくわからないけれど、すごくキラキラした瞳たち。 今日一日だけで、いくつの「名もなき遊び」が生まれただろ。
☆
オトナたちも、ときにコドモの存在を忘れてしまうくらい、遊ぶ。食べる。笑う。
コドモに見せたい景色は、まさにこれ。
オトナたちが共に笑い合い、
夢中になって今を楽しみながら、
力を合わせて暮らしている様。
明日もまた、そんなステキな景色がここにありますように☆
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