【藤野のいつも】食べごろのツクシとタラの芽
「食べごろのツクシとタラの芽はえてるとこ教えてあげる」ていう息子からの甘い誘いに乗って、近くの渓谷へ。
山野草の「食べごろ」を知っているってキュンとくる♪
うちの庭のツクシは、
日当たりがいいから(食べるには)旬は終わり。
でも、そこのツクシたちは山影だから、
今が旬。
しかも、太くて長~い。
ヨモギも群生。
春いっぱい長く楽しめる野草だけれど、
成長と共にアクぬきの時間をちょっとずつ長くしてく。
そろそろ、サッとお湯にくぐらせる程度の次の段階かな。
去年の春は、野草たちの様子がおかしかった。
(樹木や野菜たちもだけど、野草が一番わかりやすい)
ガッツがないというか、細胞がブシャブシャで精力がない感じ。
ふき味噌つくるんでも、
あれ?わたしお料理へたっぴになったか?
と思うほど、べしゃーっとしたのができちゃう。
とうとう、そういう時代きちゃった?
植物たちの生命力、これからどんどん落ちてくのかな、、、なんて心配をしてたけれど。
今年の野草たちは。
ガッツ満タン!って感じではやっぱりないんだけど、
野草独特の、
優しい強さ、慈しみ深い意志みたいなものが、
ちゃんと真にある感じ。
よかった~。よかった~。
夜ごはんは、野草天ぷら。
ユキノシタ
ゲンノショウコ
ヒメオドリコソウ
ハコベ+カラスノエンドウ+ヤブカンゾウ+ヨモギ+間引きニンジンのかき揚げ
揚げ物って、食べるのも作るのも興味がないので、
私はノータッチ。
息子、自分で揚げる。
ここは、日本橋?って思うくらい、絶妙な揚げ加減♪
山々も若草色になってきた。
野にも、山にも、
毎日、少しずつ春が増えていく。
一瞬も見逃したくない、一瞬も感じ損ねたくない、
だから春は(遊ぶのに)忙しい。
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